自己責任ということ

四輪駆動車で悪路や道ですらないところを走行する遊び、いわゆる「クロカン走行」というものですが、実際にそういう遊びをしている方もいらっしゃると思います。仲間達とワイワイと走るイメージが強いですが時には単独で走ることもあるかと。そんな時に起こるトラブルについて考えてみました。もちろん、自分が埋まったからです

  • ことの発端

昨晩のこと、ランクルの写真を撮ろうと某林道へ行ってきました。こういうときは同行者に気を遣うのも嫌ですし、人が写真を撮っているところなどはよほどの興味がなければなにも楽しくないと思うので基本的に単独行動です。目的地へと到着してイメージに合う場所をブラブラと探していました。僕の頭の中では非除雪路で左右に木々があり、なおかつ直線で空が抜けているところでした。

  • いい場所をみつけた

良く来ている林道ですので大体の見当はつけていました。あとは実際にそこへ行き現地確認をして良ければセッティングして撮影開始の予定でした。そして、除雪済の道路から除雪をしていないところへ入ろうとしてスタックしました。

これは完全に見切りの悪さからですね。クロカン遊びにありがちな「行けると思った」や「そのラインが光って見えた」というやつです。雪道は特に顕著ですが、クロカン走行にしろ一般道の走行にしろ必要なのは路面状況を見る目です。二重だとか切れ長だとか黒目がちだとか関係ありません。

ちなみに点灯しているのは「エフエイド 300W バーライト」。夜の林道でこれ以上の武器はありませんよ(CM)

  • セルフリカバリー開始

実際の所、完全には埋まっていません。状況が悪化しそうなら現状で次の手を考えるのも腕のうち。動かなくなってしまった車ほど重いものはスフィンクスくらいしか思い浮かびませんが、少しでも車が動くうちに正面にある木にウインチをかけることにしました。逆に言うとウインチロープが届く範囲に木が森のようにあるので(なんのこっちゃ)そちらへ入ってみたわけです。

木にウインチロープを持ってもらいなんなく脱出。ありがとう、助かりました、名も無き木よ。

厳密には帰るためにバックしたいのですが後ろにウインチはありませんので、少し前へ出てバックするために小細工するためのスペースを取り直した感じですね。本当に後ろにしか下がれないのであれば、あまりおすすめはしませんが車体の下にウイントロープを通すという方法もあります。

  • 自己責任ということ

仲間などで言っていれば仲間の車に引っ張ってもらえばすぐに助かる話なのですが、単独行の場合は自分で何とかしなければなりません。僕が思うに本当のクロカン乗りと呼ばれる方々は周りに友人がいてもまずは自力でなんとかしようとしますし、それに対する知識を持った上で道具などもちゃんと積載しています。遊びとはいってもリスクはあります。クロカン走行という性質上、埋まるのも遊びの一環とも言えますが基本的にはセルフリカバリー。仲間がいるのがラッキーだと思ってもらいたいものです。そのような場合いくら一緒に遊んでいる仲間といえど、引っ張ってもらうというのは大なり小なり「助けてもらう」ということなので一言くらいは礼を言いましょう。いい大人なのにその一言も言えない人が多すぎます。

  • 本来の目的

抱いていたイメージとは異なりますが練習を兼ねて撮ってみました。除雪された場所だとダイナミックさが失われますね。時間を気にせずにいろいろな撮り方をして修行してきたので、今後それが活かされることを期待しましょう。

 

マナーを守って楽しい痛車ライフを

 

違う、そうじゃない。

じゃあ、そういうことで。

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“自己責任ということ” への4件の返信

  1. はじめまして。いつも楽しく拝見させて頂いております。
    一つ質問させてください。「セルフリカバリー開始」に書かれている最後にあります、「あまりおすすめはしませんが車体の下にウイントロープを通すという方法もあります。」とはどのような作業方法・作用になるのでしょうか?
    ウインチロープをバンパーから下に垂らし、腹下(車軸の下)を通り後方の木等をアンカーに利用して車体を後退させてくという事でしょうか?
    とても興味深い話題でしたので質問させて頂きました。
    ご回答楽しみにしております。

    1. はじめまして。コメントを頂きありがとうございます。
      おっしゃる通り前後車軸(ホーシング)の下を通す方法です。
      僕の車のウインチにはワイヤーではなくファイバーロープを使用していますので可能な方法ですが、いざスタックしてしまったらワイヤーでも迷わずその手段を取りますね。
      特にクロカン車両の場合はスタック場所から数十センチ移動できれば自力で動き出せることが多いので過去に数回、その方法で帰宅に成功しています。
      ウインチの使い方としては正しい方法ではありませんが、「脱出方法の一手」と考えれば現場では実に様々な使い方がされています。

  2. 木にウインチを掛ける時は、何かしら、かまして木に直掛け
    するべからず・・って遥か昔に読んだ四駆雑誌に書いてた・・

    (´・ω・`)

    1. コメントを頂き、ありがとうございます。
      それが正解で、正式な作法です。特にワイヤーを使用する場合は木を傷つけてしまうので
      「ツリープロテクター」というバンドを使います。
      僕のウインチはファイバーロープを使っているのでワイヤーほどの攻撃力がなく横着していますが
      本来は幅の広いツリープロテクターを使った方が安全面でも環境へも正解ですね。

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